
今日の夕暮れ。
— 1987年のリスボン (@JjYop) March 7, 2025
予報では曇りでしたが、夕方になって青空が広がりました。 pic.twitter.com/rv9BrCfhiJ
先日、ビーチで制服姿の高校生のカップルが僕が本を読んでいるすぐそばに鞄を置いたまま、離れた波打ち際で遊んでいるので鞄の見張り番の気分になっていた。
— 1987年のリスボン (@JjYop) March 7, 2025
いったん家に帰ろうと思ったが鞄が気になり、二人に向かって大声で「帰るよ。鞄、気をつけて」と伝えると、 https://t.co/kv4QZlAJFQ
二人も大きな声で「ありがとうございます!」と笑顔で応えた。少し心配だったが、家に帰って午睡を取り、妻と雑談しているうちに日も傾き始めたのでビーチに戻ると鞄はまだ同じ場所にある。
— 1987年のリスボン (@JjYop) March 7, 2025
ビーチに二人の姿はなく、まさか忘れたのでは、と思って見渡すと近くの木蔭で並んで座っているのが見えた。
体を接するわけでもなく、それでも親密そうに海を眺め語り合う二人の後ろ姿を見て、鞄だけではなく二人の人生を見守っているような気持ちになった。
— 1987年のリスボン (@JjYop) March 7, 2025
でも人生については鞄のことのように気軽に呼びかけられない。夕陽が海を染める頃、若い二人が鞄を忘れずに持ち帰る様子を確認しながら幸福を祈った。
こういう宝石みたいな文章を読むためにわたしはTwitterに入り浸っている https://t.co/PvGdytH7Sz
— キキ (@suki_kkkk) March 8, 2025
読むだけで過呼吸起こしそう https://t.co/QfGYkFCwuA
— ぽっぽっぽ (@hatopoppo8174) March 8, 2025
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