
ここまで幾日にも及び激しい雨が降っているが、首里城の湧水や龍潭などの池が氾濫を起こすことはない。
— 藏狐(グスキー)@非公式琉図応援 (@Soda_Limer) June 14, 2024
ここには、首里城から龍潭を抜ける水の流れを理解して、城下整備に取り込んでいた王府の治水能力が窺える。
その水の流れを追ってきたので以下に紹介 pic.twitter.com/Ex9e4DZgO7
②その後暗渠となり、久慶門の階段両側に再び出てくる pic.twitter.com/bR5hv1kogA
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③その後に久慶門の水路を通り暗渠化する流れと、階段に染み込み、石積みの隙間から湧出する流れに別れて下流に向かう pic.twitter.com/zdTgwRvdcc
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④石積みの間隙に湧出した水や水路に流れた水は、下流に流れ、円覚寺の放生池や円鑑池に向かう。
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一部は地下を浸透し、直接龍潭に向かう。 pic.twitter.com/wsETrYmOAI
⑤放生池でオーバーフローした分は円覚寺前に沼を作り、それらは円鑑池に向かう。 pic.twitter.com/fn3TdKqpme
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⑥円鑑池に集まった水は、さらにオーバーフローし、その下流にある龍潭に集結する。 pic.twitter.com/pPGdaSJcYx
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⑦龍潭に集結した水は、或いは地下水となり、或いは世持橋の下を通り、暗渠となる
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この暗渠や地下水系は最終的に真嘉比川に出て、東シナ海に放出されていく。 pic.twitter.com/lagHdM0VKp
なお、システムとしてはもう消滅してしまったため書かなかったが、現在の首里公民館付近にはかつて、蓮小堀(りんぐむい)という龍潭に次ぐ大きさの池があって、ここからは龍潭の最終放出先である世持橋下の水路まで約460m暗渠が延びていて、蓮小堀の水も排水できるようになっていた pic.twitter.com/jqnKRs8KTu
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コメント
コメント一覧 (4)
everydayissunda
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everydayissunda
y
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治水ではなくて「真水を誰が優先的に使ったか」みたいな印象
農地に流れた水は溢れ放題だもの
治水というのはいかに全体で氾濫させず、またどれだけたくさんの農地を賄うかの技術
everydayissunda
y
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