実家にスコティッシュフォールドの猫がいる。私が20代の時に「2万円」で買ったことになっている。
— Tamaki (@Bouillego) May 9, 2024
長年、猫を飼うことに憧れていたけど、農家出身の父は、「あらゆる動物は外にいるべきでマンションに閉じ込めるのはかわいそう」という考え方で、まぁそれはそれで正しいけど、ずっと悶々としていた。
大学生の時に、父が単身赴任になり、これ幸いにと母と相談して猫を飼うことにした。
— Tamaki (@Bouillego) May 9, 2024
しかし、猫については初心者の二人。近所に猫を飼う友達もおらず(というかそもそも友達が少ない二人)とりあえずペットショップに行って猫というものを見ることにした。
そこで出会ったのが、スコティシュフォールドの猫、後に紋次郎と名付けられる猫(女の子)である。
— Tamaki (@Bouillego) May 9, 2024
価格は20万円だった。
私と母は一目で気に入ってしまい、母のほぼ負担&私もお小遣い出して、その場ですぐ契約をして帰ってきた。二人でウキウキしたあとに、「やっぱりお父さんに報告しなきゃだよね…」
そこで、私が父に電話をかけることになった。
— Tamaki (@Bouillego) May 9, 2024
「お父さん、猫を飼うことにしたんだけどね…」
「えぇ、猫飼うのか!?」
「うん」
「(ハァ…)で、どこで拾ってきたんだ」
「あ、拾ってないよ、買ったの」
「買うってなんだ!猫は買わないだろう!」
「あ、うん。でも買ったの」
「(ハァ…)で、いくらしたんだ」
— Tamaki (@Bouillego) May 9, 2024
「にっ…」
「200円かっ!」
「(明治じゃないんだから…)いや、もう少しうえ。にっ…」
「2000円かっ!」
「いや、いやぁ〜もうちょっと…にっ…」
「なんだ、2万円もしたのか!高いな!」
い、言えない。
20万円もしたなんて、言えない…。
そんなわけで、紋次郎は2万円ということになった。
— Tamaki (@Bouillego) May 9, 2024
父は「はぁ〜2万円かぁ〜猫のくせに高級だな〜」といって電話を切った。
紋次郎は、成長してもどこか弱々しい見た目で、父は、単身赴任中に帰ってくるといつも「おい、こいつ死にそうだぞ!おい、死ぬぞコイツ!」といって母に嫌な顔をされていた
しかし、紋次郎、マイペースに月日を重ねて、この間18歳の誕生日を迎えた。
— Tamaki (@Bouillego) May 9, 2024
定年退職して70歳を過ぎた父は相変わらず「おい、紋次郎、死んでるんじゃないのか!」と言って母に嫌な顔をされているが、腕枕をしてあげたり、一生懸命話しかけたりして、可愛がっている。
紋次郎、お誕生日おめでとう。 pic.twitter.com/T5ozregPlz
コメント
コメント一覧 (2)
18歳まで長生きできたのは奇跡的に当たりがよかったのね
よかったねほんとうに20万円が無駄にならなくて
スコティッシュフォールドの折れ耳は不良品率高いから
言葉は乱暴だけど事実だからね
everydayissunda
y
が
しました
everydayissunda
y
が
しました
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