
先日アウシュヴィッツ博物館を訪れる。
— ずーでん (@D_kon_26) February 9, 2024
第一収容所内には被収容者から奪った夥しい数のトランクや靴等が展示。他のKZでガス室や焼却炉は見るから、(絶対良くないけど)ある程度耐性があるんだけど、女性被収容者たちから刈り取った約2tの毛髪の山(写真禁止)には絶句。4枚目は所長ヘスの処刑場。(1/n) pic.twitter.com/zoYSGSFIW3
ビルケナウ収容所の敷地は思った以上に広大。輸送列車の線路が真っ直ぐ吸い込まれていく進入門が目に焼きつく。3枚目は証拠隠滅のためSSが爆破したガス室と焼却炉の瓦礫。バラックの保存や修理には相当の時間と技術が必要とのことで、4枚目のような木組でバラックが倒れないよう支えている。(2/n) pic.twitter.com/MiIJK8jIkD
— ずーでん (@D_kon_26) February 10, 2024
当日は幸運にもアウシュヴィッツ博物館で唯一の日本人ガイド中谷剛さんの見学ツアーに参加できたんだけど、色々な点で本当に素晴らしかったので、指導教員が「アウシュヴィッツに行く時は必ず中谷さんのツアーに参加して下さい」と言った意味がよくわかる。凄いと思った点はたくさんあって、(3/n) pic.twitter.com/4lvbIRLqQz
— ずーでん (@D_kon_26) February 13, 2024
まず年齢も職業も異なる参加者に対して皆がきちんと理解できるよう、難しすぎず細かすぎずな内容で、でも重要な時代背景には必ず触れつつ、適宜質問にも答え、他の訪問者で混雑している所では渋滞が起きないよう人の流れに常に気をつけながらも一つでも多くの事が伝えられるよう密度の濃い説明で(4/n)
— ずーでん (@D_kon_26) February 13, 2024
どれだけの訓練と場数を踏んできたらこのレベルになるのかと終始圧倒。「人種」という言葉をそのまま使うことの危なさ、囚人や収容所内を捉えた写真の撮影者やその目的を考える重要性、囚人間の格差や暴力といった所謂「グレーゾーン」の存在等、初めて聞く人にとってはきっと新鮮で、でも、(5/n)
— ずーでん (@D_kon_26) February 13, 2024
多くの人が意識していくべき様々なテーマに触れていく。あと中谷さんのガイドで特徴的だなと思ったのは、説明の所々で問題や論点を参加者に問いかけるように示すことで、ただ受け身で説明を聞いてる状態ではなく、常に能動的に自分で考えることを意識させるよう参加者を促していくそのスタイル。(6/n)
— ずーでん (@D_kon_26) February 13, 2024
当日のグループは参加者約10人と割と少人数だったこともあり、「情報」だけじゃなく中谷さん自身の「考え」や「思う所」なんかも普段より言いやすい雰囲気らしく、色々聞けたのも良かったな〜。最後は帰りのバス・電車の時間や駅の行き方まで教えてくれるという神対応ぶり。充実した訪問でした泣(終)
— ずーでん (@D_kon_26) February 13, 2024
コメント
コメント一覧 (1)
と書けば悲惨さが伝わるように見えて実は違う
ちゃんと返すために管理されてたということ
宿舎の間にある見せしめの処刑場
人を貫いてもなおコンクリすら砕く弾丸の雨のあとのはずなのにきれいな壁
フカフカのベッド(末期にならないと藁葺きベッドにならない)
実際にあそこを見れば違和感がありすぎることに気がつくだろう
あの施設は是非とも見るべき
everydayissunda
y
が
しました
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